第67回 都民体育大会 剣道競技会

(試合中の私(左))
平成26年5月18日(日)、東京武道館にて都民体育大会の剣道競技が開催され、
私も地元の市の代表選手として出場させて頂きました。
都民体育大会とは、東京都の区市町村対抗で
28競技にわたり総合優勝を争うスポーツの祭典です。
剣道競技は、東京都の22区、21市が参加し、
各市区より団体戦の選手5人が選ばれ、
トーナメント方式によって優勝が争われました。

本大会の剣道競技では、我が市は私が知る限り平成18年(2006年)以降
一回戦敗退が続いています。
「今年こそ一回戦を突破して祝杯を上げよう!」と、昨年よりやや選手の若返りを図って
(と言っても選手層の薄い市なので、大将と次鋒が少し若くなっただけですが・・・)
監督以下 全員、意気込んで試合に臨みました。
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開会式後、5試合目が我が市の初戦です。
初戦のお相手は下町の某区。
先鋒が敗れ、次鋒が奮闘して取り返したものの中堅が敗れ、
1勝2敗、後がない状況で副将の私の出番となりました。
この大会は団体戦ですが、各ポジションで勝負がつくまで延長戦を行いますので、
本数差で勝敗が決することはなく、必ず勝者数で勝敗が決まります。
一本勝ちでもいいので、とにかく勝って大将に繋げなければいけません。
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私のお相手は、技巧派の方。
体格は私と同じくらいでさほど大きくないのですが、
鋭いコテやドウを打ち込んでこられます。
なかなか思い切って攻め入ることができず、
膠着した試合展開で延長戦に突入。
延長戦に入ってもお互いに決め手がないまま
時間が経過していきました。
(ここは辛抱。いつかチャンスが来る・・・)
と気持ちを切らさず慎重な戦いを続けていましたが、
膠着した試合展開を打開するような お相手の意表をつく逆ドウに
私の手元が上がってしまい、一本!
・・・残念!
ここで我が市の敗退が決まってしまいました。

( 2分10秒 8,313KB )
白いタスキが私。
試合時間は長かったのですが
あまり攻防のない、膠着した試合でした。
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その後 大将も敗れ、チームは1−4で初戦敗退。
今年こそ勝って祝杯を上げたかったのですが、
今年も試合後は祝勝会ではなく残念会となってしまいました。

我が市は剣道人口が少なく 選手層が薄いものの、
少ない人数だからこそ連盟内が和気藹々としていてチームワークが良いのが特徴です。
団体戦で勝つ時は、圧勝することは殆どなく、
チームワークで一人の勝利を守りきるような勝ち方が多いと思います。
都民体育大会は引分がないので、
一人の勝利を全員で守りきるような勝ち方が出来ません。
我が市は決して強い市ではありませんが、
それでも他の大会では二回戦、三回戦に勝ち上がることもあるのに
この大会では何年も一回戦敗退が続いているのは
その辺りに理由があるのかも知れません。

う〜ん、なかなか1勝への道のりは遠いです。