第60回 都道府県対抗剣道大会
東京都予選会

(右がパパ)
平成24年2月4日(土)、標記の大会に出場してまいりました。
パパにとっては今年最初の公式戦です。
この大会は文字どおり東京都の代表選手を決める、
パパにとってはちょっとレベルの高すぎる大会ですので、(よく連盟から推薦されたな〜)
正直 上位進出を狙うと言うよりも、
パパが一年で最も思い入れのある、再来週の全日本実業団高壮年大会に向けて
現在の自分の調子を確認する試合と位置付けています。
また、全国的な有名選手が集まりますので、
その試合を間近で見れる良い機会でもあるのですが、
果たして結果は・・・?
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この大会は、毎年東京武道館で行われますが、
今年は改修工事のため、荒川区総合スポーツセンターで開催されました。
初めて行く会場なので、地図を片手に向かいましたが、
前に防具袋と竹刀袋を持った方がいらっしゃったので、
「ラッキー!この人に付いていけば大丈夫だ(笑)」
なんて思っていたら、何やらだんだん地図と違う方向へ・・・?
しばらくするうちに前の方、辺りをきょろきょろ見回して
誰かに電話している様子・・・
「アレ・・・この人、道に迷ってるのでは?」
慌てて近くの消防署で道を尋ね、
なんとか無事に会場に到着しました。
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試合前の次なる関門は、竹刀の計量。
社会人になって、竹刀の計量を受けるのは初めてで、
普段から比較的重めの竹刀で稽古をしていますので
特に心配はしていなかったのですが・・・
まずは計量の行列が長い!
しかも団体で来ている方々は、
「先に着替えているから、オレのも計ってもらっておいて」的な感じで
次々と前に並んでいる人に頼んでいくので、
いっこうにパパの順番になりません。
やっとこさパパの順番となりましたが、
重さは大丈夫でしたが、3本のうちの1本が
「先革の太さがちょっと足りないですね〜」
と不合格。
ええっ?普通に武道具屋で買った先革なのに
基準に合わない?
「先革を取り替えてもらえればOKですよ」
って、今からそんなことが出来る訳もなく、
まあ2本あれば大丈夫か・・・
そんなに勝ち上がることもないだろうし・・・
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計量が終わり、会場内に入ると・・・います、います!
全日本選手権の覇者、世界大会の日本代表・・・
雑誌やテレビで見る警視庁、実業団の有名選手たちがパパの目の前で
念入りに準備運動をしています。
パンフレットを見てみると、
パパがエントリーしている副将の部は、
警察官、教職員を除く35歳以上のカテゴリーですので、
警視庁の方と試合をすることはありませんが・・・
実業団の猛者が名を連ねています。
パパの名前はどこだ・・・
おっ パパは1回戦シード、2回戦からですな。
お相手は・・・
どうやらこの人が上がってきそうです。
実業団選手ながら激戦区東京から全日本選手権に
複数回出場されている有名選手です。
もちろん実力的にはお相手の方が二枚も三枚も上でしょうが、
剣道は試合時間も短いですし、
比較的 他の競技よりも番狂わせが起こりやすいので、
戦う前から「負けてもしょうがない」なんてつもりは全くありません。
パパは腕試しに来たのですから、
とにかく現在やれることを全て出し切って、どれだけ有名選手を
慌てさせることが出来るか・・・全力で掛かっていきましょう!
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1回戦、予想通り実業団の有名選手が勝ち上がって来ました。
実はパパはこの方と8年前に一度対戦したことがあります。
その時は制限時間一杯まで頑張ったのですが、
ラスト数秒のところで引きコテを取られて負けてしまいました。
今度はもう少し、お相手をヒヤッとさせたいところ。
いよいよパパの試合が始まりました・・・

( 2分17秒 5,928KB )
赤いタスキがパパ。
フワッと来たと思ったら、もうメンを打たれてました。
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う〜ん、結局パパの攻撃は全く通じませんでした。
惜しいと思える技がありませんでしたね。
これが現在のパパの実力というところでしょうか(笑)。
しかし、高壮年大会に向けて良い経験になりましたし、
自分なりに課題も見つけました。
初戦で敗退してしまいましたので、会場をサッサと引き上げ、
(有名選手たちの試合を見ていこうかとも思いましたが、
極端に強い方々の試合はレベルが違いすぎて あまり参考になりませんね)
午後からの会社剣道部の稽古に参加。
「アレッ?大竹さん、今日試合じゃなかったでしたっけ?」
って厳しいな〜(笑)。
残り二週間ですが、問題点を修正して高壮年大会に臨みたいと思います。
再来週は頑張るぞ〜!