第61回 都道府県対抗剣道大会
東京都予選

平成25年2月9日(土)、パパの今年最初の公式戦となる
標記の大会に出場してまいりました。
この大会は文字どおり東京都の代表選手を決める、
パパにとってはちょっとレベルの高すぎる大会ですので、
正直上位進出を狙うというよりも、
3月の高壮年大会に向けて、現在の自分の課題を確認する試合と位置付けています。
また一年最初の試合と言うこともあり、
心情的には今年一年の運だめし的な雰囲気も持ち合わせています。
勝敗にはあまりこだわらず、
比較的リラックスした状態で臨めたこの大会でしたが、
果たして結果は・・・?
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パパがエントリーした副将の部は
警察官、教職員を除く35歳以上のカテゴリーですが、
同日に他の部門の予選も行われますので、会場に入ると
・・・います、います!
雑誌やテレビで見る警視庁のスター選手たちが
パパの目の前で普通に準備運動をしています!
全日本選手権優勝二回の内村選手、準優勝の実績がある高橋秀人選手、
世界大会日本代表の畠中選手・・・
そして応援には やはり全日本選手権優勝の原田悟氏の姿も。
パパはこの大会、五度目の出場ですが、
いまだに有名選手を目の前にすると、ドキドキしますね。
皆さん身体の厚みが
シロートとは明らかに違います。
(強そ〜)
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開会式の後、いよいよ試合開始です。
パパの一回戦のお相手は、
綺麗 且つ力強い剣道をされる錬士六段の方。
試合開始から何度もヒヤッとする場面がありましたが、
今日の審判は殆どが警視庁ということもあってか比較的旗が重く、
何とか凌いでいるうちに5分間の試合時間が終了、
延長戦に突入しました。
延長戦に入ってもピンチの連続で全体的に押されている感じがしましたが、
起死回生のパパの抜き逆ドウが奇跡的に一本に!
パパ、何とか初戦を突破することが出来ました〜!
やった〜!!

( 2分36秒 9,913KB )
赤いタスキがパパ。
実力的にはお相手の方が上だったと思いますが、
試合は何が起きるか分かりません・・・
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二回戦。
お相手は、軽快なフットワークから自由に技を繰り出してくる方でした。
お互いに決め手なく、膠着した状態で試合が進んで行きましたが、
試合中盤でパパの放ったコテ-メンが
偶然 相コテ-メンの形になり、一本!
その後は攻められっ放しでしたが、
何とかこの一本を守り切り、パパ薄氷の一本勝ち。
おおおっ! 久々の二回戦突破!!
(パパが二回戦を突破したのは、4年前の奇跡のベスト8以来ですな)
う〜ん、何かパパ、乗ってきちゃった感じか?(笑)

( 1分51秒 7,082KB )
白いタスキがパパ。
あまり冴えのないコテ-メンでしたが・・・
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三回戦。
いよいよ、ビッグネームとの対戦です。
(パパはゲームをやりませんが、いわゆるボスキャラ登場みたいな感じです)
実はこの三回戦まで進むのが、今日の目標でした。
お相手は、元日本代表で
実業団選手ながら警察官に混じって世界大会に出場、
日本チームの世界一に貢献された方です。
面識こそありませんが、実はパパの大学剣道部の後輩です。
(そこが唯一、パパの精神的な拠り所だったりする(笑)。)
もちろん実力的にはお相手の方が数段上ですが、
剣道は試合時間も短いですし、
比較的 他の競技よりも番狂わせが起こりやすいので、
戦う前から「負けてもしょうがない」なんてつもりは全くありません。
(いや、少しはあるか?(笑))
もともとパパは腕試しに来たのですから、
とにかく現在やれることを全て出し切って、どれだけビッグネームを
慌てさせることが出来るか・・・全力で掛かっていきました!(←先輩なのに)
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試合開始
格下のパパ相手に、お相手は一気に攻め立ててくるかと思いましたが、
立ち上がりは意外にも慎重なスタート。
お互いに手数の少ない試合展開となりましたが、
しかし時折繰り出してくるお相手の技は、
まさに触れると切れる鋭利なナイフといった感じです。
(コワ〜・・・)
試合中盤、いい感じでパパの緊張感がほぐれてきた頃でした。
調子に乗って不用意に前に出て行ったところを
遂に、お相手の切れ味鋭い出端コテが炸裂、一本!
(切られた〜・・・って感じでしたな)
しかし、まだ諦めてはいけません。
「あきらめたら そこで試合終了ですよ・・・」
って某先生もおっしゃってました。
パパの悪いパターンは、ここから焦って取り返しに行き、
墓穴を掘って二本負けするパターンです。
この大会は試合時間も長いので、まだ残り時間は十分あります。
その後は細心の注意を払いつつ、
それでも攻めは意識し、気持ちでは負けないように努めました。
試合終了間際、パパの最後の力を振り絞った
返しドウがいいタイミングでお相手を捉えたかと思いましたが、
惜しくも部位を少し外し、旗は上がらず。
結局、それが唯一の見せどころで、
終わってみればお相手をヒヤッとさせることも会場を沸かせることも出来ず、
時間切れで順当にお相手の勝利となりました。
・・・残念!

( 2分50秒 10,776KB )
赤いタスキ、背の低い方がパパ。
スピード、パワー、技の冴え、
全てがケタ違いでしたな・・・
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まあしかし、あの相手に5分間 持ちこたえたってだけでも
パパにとっては奇跡のような善戦ですな。
今日は、高壮年大会に向けた課題を確認しに来た訳ですが、
自分なりに残り1ヶ月で修正すべき問題点も見つけられました。
高壮年大会では思い残すことのないよう、万全の準備をして臨みたいと思います。
じゃあいつやるか・・・?
今でしょ!
↑↑↑
(今、一番好きな言葉(笑))
よ〜し、パパ 頑張るぞ〜!