第16回 西東京剣道選手権大会

( 試合中のパパ )
平成24年7月15日(日)、全日本選手権の東京都予選の
そのまた下の地区予選である、西東京剣道選手権大会に
地元の市の代表選手として出場してまいりました。
(ベスト16以上が東京都予選に進出できます)
パパは4月の試合で足を負傷して以来、ほぼ2ヶ月稽古を休み
ようやく徐々に稽古を再開したばかり。
(正確には1ヶ月稽古を休み、再開した途端に再発し、
再び1ヶ月稽古を休み、ようやく先週から軽めの稽古を始めました)
正直 身体のキレもなく、結果はあまり期待できそうになかったので、
稽古のつもりでリラックスして臨もうと
試合用ではなく稽古用の防具、剣道着で出場。
いつもとは違う雰囲気での試合になると思いましたが・・・
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会場に到着しパンフレットを覗いてみると、
二回戦のお相手が一昨年に敗れた相手。
実業団でもお付き合いのある方なので、
「よ〜し、今年は何とか雪辱するぞ〜!」
と、稽古のつもりで来たのにいつの間にか闘志がメラメラと・・・
そんなパパのところに
スーッと近づいてきたのがパパの大学の後輩クン。
パパより一回り下で、大学時代は被っていませんが、
こちらも実業団でお付き合いがあるので よく試合場で言葉を交わす仲です。
「一回戦、おーたけさんとですよ〜。やりくいです〜」
げげげっ! よりによって一回戦は後輩と試合かー。
体調不十分とはいえ、ここは簡単には負けられないぞ・・・
後輩クンは、実業団でも強豪チームに所属している実力者。
二回戦を展望する前に、難敵登場です。
一応、お約束として、
「やっぱり大学の先輩、後輩って 礼儀があるよなー」
と、軽〜くジャブを打っておきましたが・・・(笑)
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そんなこんなで一回戦。
お相手の後輩クンは、
身長はパパと同じくらいで小柄ではありますが、
スピードとパワーがパパとはケタ違いです。
開始早々、バネにものを言わせて いきなり飛び込んでくるかも知れませんので、
慎重に立ち上がりましたが・・・
あれ?
本当にパパとやるのがやりにくいのか、
いつもの試合とは違って、おとなしい感じです。
鍔ぜりもスッと別れてくれます。
何だか、逆にパパの方も気を遣ってしまいます。
(試合だから遠慮せず、いつものようにパワフルに攻めてきていいんだよ〜)
結局、3分間で勝負が付かず、延長戦に突入。
最後はさすがにスピードのある面に
パパが対応することができず、
後輩クンの勝利となりました。
う〜ん、残念・・・!
(最初の3分は、先輩に花を持たせてくれたのかな?)

( 2分05秒 5,433KB )
白いタスキがパパ。
パパのコテも惜しい技があったのですが・・・
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その後、後輩クンの勝ち上がりを楽しみに応援しようと思っていましたが、
後輩クンは二回戦で惜敗。
今年は我が市の代表選手の皆さんも、
4人中、パパを含めて3人が一回戦敗退と振るいませんでした。
毎年、毎年 若くて強い方が新たに出場してこられますが、
パパの市は、毎年ほとんどメンバーが変わりません。
パパも年齢とともに気力と体力に衰えを感じてきていますので、
ただでさえ厳しいこの大会を勝ち上がっていくことは
相当に難しくなってきました。
パパはまだこの地区予選を一度も突破したことがありませんが、
(ベスト32が最高)
一生の思い出に、一度は突破して
東京都予選に出て警視庁の有名選手と試合をしてみたいものです。