全日本実業団高壮年剣道大会



( 会場の東京武道館入口前にて家族で記念撮影 )


3月5日(日)、今年最初の試合、
全日本実業団高壮年剣道大会が行われました。

この大会は、40歳以上の会社員の剣道日本一を
5段以下の部、6~7段の部に分かれて争うもので、
40歳になったパパは、今年から参加資格が与えられました。

過去にはパパの会社の先輩が5段以下の部で優勝したこともあり、
また、他にも上位に進出して全日本剣道連盟のホームページに
名前が掲載されている先輩方が何名かいらっしゃるので、
パパにとっても この大会で上位に進出することが
数年前からの目標でありました。

数ヶ月前からこの大会に照準を合わせて、
体調管理に努め、大会の前週、前日と
部内での練習試合では絶好調のパパでしたが・・・





一回戦

お相手は、偶然にも
昨年11月の同業者の剣道大会の個人戦準決勝で
パパが敗れた相手です。
その時は面の相打ちでパパが敗れたのですが、
自分としては
「パパの面の方が有利だったんじゃないかなー?」
と思っていましたので、
ここで決着をつけ、ハッキリさせたい、という心境で臨みました。

試合は ともに有効打突のないまま延長戦に入り、
延長2分を経過した時、パパの小手が決まり、勝利することが出来ました。

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( 15秒 304KB )
赤いタスキがパパ。
お相手とのイヤな間合いを一旦切り、
構え直した直後、
お相手の手元が上がったところに
小手が決まりました。





二回戦

お相手はガッチリとした体型で、非常に打ちが強くて速い方でした。
面や小手などは ことごとく上からつぶされ、
まるっきり決まる感じがしませんでした。

互いに有効打突がないまま延長に入り、
膠着したまま10分が経過。
上を攻めておいて、最後は胴で勝負と考えていましたが、
これが的中し、小手-面の連続技に対する
相小手-胴のような形で勝利することができました。


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( 20秒 415KB )
白いタスキがパパ。
膠着した、非常に苦しい試合でした。






三回戦

大会前から、この三回戦が一番厳しいと予想していました。
お相手はパパの大学の剣道部の一年先輩で、副キャプテンをされていた方です。
学生時代は全日本学生、社会人になられてからは全日本実業団で
それぞれ団体優勝のご経験をされています。
そもそもとっくに6、7段になられていると思っていたのですが、
まだ5段だったのですか・・・という感じです。

ただ、あちらは先輩ですし、
学生時代に一度も公式戦に出場すらできなかった後輩に
負ける訳にはいきませんから、
どちらかと言えば先輩の方がやりにくいだろうな、と思っていました。
長引けば先輩の方にあせりが出てきて、
そこがチャンスかと思っていましたが・・・

あっさり、三分もたずに二本負けでした。
さすがに全日本学生、全日本実業団の優勝経験者。
かなり力の差を感じました。


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( 16秒 333KB )

一本目

赤いタスキがパパ。
逆胴に対する出鼻小手を
頂きました。
逆胴に行く体勢で
出小手を打たれたのは
初めてです。

つ、強い!


( 11秒 240KB )

二本目

打ちに行こうと思ったものの
一瞬ためらった、そのアッという間に
面を頂戴しました。
何が何やら分かりませんでした。
先輩は懐が深く、
なかなか思い切って
打ちに行くことが出来ません。

やっぱり、強い!






こうして、パパがずっと目標にしてきた高壮年剣道大会の初陣は
あっけなく終わってしまいました。

結局、この先輩は決勝まで勝ち進み、
優勝は惜しくも逃したものの、準優勝でした。

今回の大会は、ママと子供たちが応援に来てくれていました。
うちの家族は、市民剣道大会には応援に来てくれますが、
会社の剣道部の試合の応援に来てくれたのは初めてのことでした。
それだけに、パパとしてはもう少し上位まで勝ち残りたかったのですが・・・
( 最年少として出場できる今年が最大のチャンスの年でしたし・・・ )

今回は全力を尽くして、実力で敗れたので悔いはないのですが、
やっぱり残念です。
また一年、心身を鍛え直して、
来年はもっと上位に進出できるよう、頑張りたいと思います。