第51回 同業社剣道大会でパパ奮闘!





11月21日(土)、同業社の剣道大会に出場し、
44歳のパパ、一日で10試合も戦ってきました。
いや~、さすがに疲れました・・・。

この大会は、パパの勤務する会社と同じ業種の会社剣道部が集まり、
仕事の上ではライバル関係にある各社が、
剣道を通じて親睦を深めていこうという趣旨で開催されているものです。

当日は12チーム、117名が参加し、
個人戦と団体戦で熱戦が繰り広げられました。

パパたちの会社は、5年ぶりの団体優勝を目指し、
そしてパパは、3年ぶりの個人優勝を目指して頑張りました。

それでは、老体にムチ打って頑張るパパの奮闘振りを、どうぞご覧下さい!





午前・・・個人戦

午前中は個人戦です。
個人戦は20代の部、30代の部、40歳以上(シニア)の部、女子の部の
4部門で争われます。

パパはシニアの部に出場。



一回戦

初戦のお相手は、パパと同い年の六段の方でした。

高段者らしく落ち着いた剣道の方でしたが、
逆にパパのようなトリッキーな剣道には戸惑われているようで、
何とか二本勝ち。

苦手の初戦を突破しました。



( 38秒 756KB )

白いタスキがパパ。
相変わらず、ヒドい剣道ですが、
取り敢えず勝てて良かったです。




二回戦

お相手の方は、小柄でパパと同じくらいの身長ながら、
パパと違って正攻法でどっしりとした剣風の五段の方でした。

非常に攻めが強く、何度かヒヤッとする場面がありましたが、
何とか耐えて延長戦に突入。

最後はお相手の片手ヅキを払いのけてのメンが決まって
ベスト8進出を決めました。



( 1分21秒 1,575KB )

白いタスキがパパ。
最後はお相手の方がシビレを切らしたようでした。
パパの変則的な剣道は、よくお相手からツキを食らいますが、
割と対処できて、ツキで一本を取られたことは殆どありません。




三回戦

お相手は長身、上段の六段の方でした。

開始早々、パパの放った左コテに手応えがあったのですが、
審判の旗は微動だにせず(笑)。(ちょっと軽かったかな?)

終盤、お相手の方のメンとパパのコテの相打ちにヒヤッとしましたが、
これも旗は上がらず。(お相手にメンを割られていました。・・・ホッ)

最後はパパの左コテが決まって一本。
時計係がホイッスルを咥えているのを見て、残り数秒を逃げ切り、
何とか一本勝ちで準決勝進出を決めました。



( 1分07秒 1,318KB )

赤いいタスキ、背の低い方がパパ。
いや~、危ないところでした・・・




準決勝

そろそろ足が張ってきました。

お相手の方は、小柄でパパと同じくらいの身長の六段の方。
パパよりも4歳年長の方ですので、こちらが先にバテる訳にはいきません。

途中、一度場外に出てしまい、延長戦突入後も
何度か場外に出そうになって危ない場面がありましたが、
チームメイトの「後ろ、後ろ!」の声に助けられました。

最後はパパのコテ-ドウのコテが出端コテのような形になり、予期せぬ一本。
3年ぶりの決勝進出を決めました。



( 2分33秒 2,922KB )

赤いいタスキがパパ。
最後はちょっと、お相手の方には気の毒な一本でした。
試合後、二人ともコートの横で座り込み、しばらく立てませんでした。



決勝戦

さあ、いよいよ決勝戦です。

お相手の方は、スピードとパワーを兼ね備えた体格の良い五段の方。
パパと同い年です。

実はこの方とは、3年前の全日本実業団高壮年剣道大会の2回戦で対戦しています。
その時は10分を超える膠着した戦いとなりましたが、
今日はパパ、もうヘトヘトで長い試合はとても出来そうにありません。

疲れていても、序盤から仕掛けていって、早目に勝負に出ようと心掛け、
試合開始から2分ほど経過したところで、
お相手の片手ヅキを払いのけてのメンが決まって一本先取。
(二回戦と同じような形です)

最後はパパの変則的なかつぎメンが決まって、二本勝ち。
3年ぶりの個人優勝を飾ることが出来ました。

やった~~!



( 1分30秒 1,725KB )

白いいタスキ、背の低い方がパパ。
いや~、疲れましたが、試合後、チームメイトに拍手で迎えられ、
パパ、感激でした。







午後・・・団体戦

本当は午後の団体戦の方がメインなのですが、
パパ、既にグッタリ。
足がパンパンに張っています。

チームメイトからも
「まさか午前中で燃え尽きちゃったんじゃないでしょうね!」
とハッパを掛けられました。

取り敢えず昼休みは水分補給をして身体を休め、午後の本番に備えました。

1時間の休憩を挟み、いよいよ団体戦に突入。
この大会の団体戦は7人戦で、4チームずつ3組に分かれて予選リーグ戦を行い、
各リーグの1位が決勝リーグを戦う方式です。

パパは五将で出場しました。


予選リーグ第一試合




( 48秒 936KB )


赤いタスキがパパ。

先鋒、次鋒が引き分け、
0勝0敗2分けでパパの出番。

お相手は小柄で俊敏な30歳。
さすがにシニアとは動きが違います。
若い人の動きについて行くのが
精一杯でしたが、
何とか引き分けました。

昼の休憩で疲れが取れたのか、
この試合は特に動きに影響は
ありませんでした。

チームとしては2勝1敗4分けで
初戦を勝利しました。

予選リーグ第二試合



( 1分57秒 2,253KB )


赤いタスキがパパ。

先鋒、次鋒がまさかの連敗。
0勝2敗でパパの出番。

お相手は動きの良い24歳。
序盤、パパのメンが一本となり
その後も守りに入ることなく
攻めに徹しようと心掛けたのですが、
この試合から再び足が張ってきて
終盤は身体が動かず。

でも取り敢えず、一本勝ちを収めました。

チームとしては3勝4敗で
敗れてしまいましたが、あとで
この1勝が大きな意味を持つことに・・・

(それはそうと、撮影中に
ビデオの前に立たないで下さい(笑))





予選リーグ第三試合



( 32秒 634KB )


パパたちに勝ったチームが
その後 敗れ、
1敗で3チームが並ぶ展開。
パパたちのチームも最後の試合で
勝利すれば決勝リーグ進出の
目が出てきました。

チームに気合がみなぎり、
前の試合で敗れた先鋒、次鋒が
奮起!
先鋒、次鋒連勝の2勝0敗で
パパの出番となりました!

白いタスキ、背の低い方がパパ。
この試合、
途中でテープが終わってしまい、
最初の方しかビデオ撮影が
出来ませんでしたが
パパは29歳の五段相手に引き分け。

チームとしては3勝2敗2分けで勝利。

2勝1敗のチームが2チームと
なりましたが、果たして結果は・・・

何と勝者数も同点ながら、
得本数1本差でパパたちのチームの
決勝リーグ進出が決まりました。

やった~。

ふぅ~。



いや~、危ない、危ない。薄氷の勝利でした。
私には最後まで決勝リーグ進出の条件がよく分かりませんでしたが、
うちのマネージャーが緻密に計算をしてくれていて、
「あと○人勝利 且つ 得本数○本必要」と、メンバーに的確に指示を出してくれたお陰です。
まあ、なかなかその通りには行かないんですが、序盤でリードしていたので
副将、大将は計算どおりの戦いが出来ました。

さあ、いよいよ決勝リーグ開始です。

泣いても笑っても残りあと2試合、戦い抜くしかありません!


決勝リーグ第一試合




( 2分25秒 2,772KB )


お相手のチームは、過去に全日本実業団を
二回制覇している名門チーム。

毎年、若手が入ってきます。
今年の選手7人の平均年齢は24.6歳!
(対する我がチーム7人の平均は32.3歳)

羨ましい限りです・・・

先鋒引き分け、次鋒が敗れ、
0勝1敗1分けでパパの出番となりました。

白いタスキ、背の低いがパパ。
お相手の方は、パワーとスピードを兼ね備えた
体格の良い24歳。

パパのトリッキーな剣道も全く通じず、
出コテ、出端メンの二本負け。

う~ん、圧力がスゴイ・・・

その後、相手の勢いに押されっ放しで副将まで連敗。
大将が一矢報いるものの
1勝5敗1分けで完敗でした。

ガックリ・・・



決勝リーグ第二試合



( 1分28秒 1,689KB )


優勝はかなり厳しいものとなりましたが、
予選リーグのこともありますので、
まだ諦めるのは早いです。

最後まで全力で戦い抜くしかありません。

二試合目は先鋒、次鋒が連続して引き分け、
0勝0敗2分けでパパの出番となりました。

お相手は小柄で動きの素早い30歳。
パパは全力で頑張りましたが
二試合目も全く相手の動きについて行けず、
メン、メンの二本負け。

チームに勢いをつけることが出来ませんでした。

結局、この試合も0勝3敗4分けで敗退。

団体戦は3位に終わりました。




5年ぶりの団体戦優勝はなりませんでしたが、
強敵がひしめく中 ギリギリ予選を突破し、何とか3位入賞することが出来たので、
取り敢えずホッとしています。



大会を通じて、パパ達のチームの色々な課題も見えてきました。
その夜は、大会の打ち上げと、チームの三位入賞、パパの個人優勝をメンバーがお祝いをしてくれ、
夜遅くまで宴会が続きました。(三連休の初日ですしね)





これで会社の剣道部としては今年の全試合日程を終了しましたが、
パパは来週、個人的に地元の剣道連盟の選手としての大会を
もうひとつ残しています。

それが今年の最後の試合となります。
試合が終わったばかりで、今は身体中が筋肉痛で動けませんが、
さあ、あと もうひと踏ん張り、
パパ、頑張るぞ~!!




      
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